デザイナーの杉原さんは、普段は非常に穏やかで物腰が柔らかい
しかし、ふと生地や服の話になると口火を切ったように拘りと想いが溢れ出す
その姿や言動からは、
海外での経験により身に付いた独自の美学と、
日本のものづくりへのリスペクトがひしひしと伝わってくる
nonnotteのアイテムを彼が語る時は、先ず素材の説明から始まる
丁寧に一つ一つの素材のストーリーを紐解いていく説明は、
会ったこともない機屋さんの人物像がぼんやりと浮かんでくるほど
ひと通りの説明を受けた後、
一着ずつゆっくりと袖を通し感じるのは、身体と衣服の間の心地の良い余白
それこそが彼の手掛けるドレーピング(立体裁断)を用いたパターンの妙であり、
素材の特性を最大限に生かしたnonnotteのクリエーションの真髄
人体工学に基づいてパターンに落とし込むことで着用時のストレスを最小限にし
上質な生地で高揚感を得ることの出来るアイテムの数々
我々も、杉原さんと同様に先ずこれらの生地を触ってみてくださいと伝えたい
こだわり抜かれた生地の質感に、指先はきっと新しい感覚を覚えるはず
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